LLMの発展により、今後やるべきことが変わっていく可能性があるので、検討したい。
Web検索が変わるとブログは生きていけないかもしれない
Web検索が、これまでの検索エンジンから、徐々にLLMによる検索に置き換えられつつある。
実際に使われるのがどちらかに関わらず、「要約」が提供されるかどうかはこれまでのインターネットとは重要な違いになる。つまり、原典を読む必要がなくなってしまうのだ。
実際、検索エンジン側も、すでにLLMによる要約を提供しはじめている。原典を読まないのが当たり前になったとき、ブログを支えている広告モデルやアフィリエイト広告からは収益が得られなくなる。
それだけではなく、記事の作者としての存在感もなくなってしまう。AIの要約経由では「誰が書いた」ものなのか「どこに掲載されている」ものなのかが薄れてしまうからだ。(少なくとも現状のAIによる要約はそうなっている)
とすると、ブログを頑張ることの意義がどこまであるのか……ということになる。困ったものである。
Web小説はどうなるのか
では、私のもう一つの趣味であるWeb小説はどうなるのか。
現状、AIはそこそこ小説を書ける程度である。今後の進化でもっとしっかりとしたものが書けるようになるとは考えられる。
しかし、そうなったとしても、読者の読みたいものを言語化して、AIに指示するのはあまり簡単ではないと思う。
この「あまり簡単ではない」というのは「読者が自分で読みたいものをAIを使用して作る段階にはあまりいかないのでは」という意味だ。
また、小説は「要約で読む」というわけにはいかない。それではあまり娯楽にならない。
よって、AIが作るのは容易いが、AIによって作家性が見えなくなるようなことは少ないと思う。
問題は小説という市場が狭いことぐらいだ。ブログの需要よりも低い。しかし作りたい人は多い。
ぶっちゃけ収益的には現状ブログ>小説になりやすいと思うので、その辺は難なのだが……。長期的に見ると小説のほうが少しマシではないかと思う。
三つ目の選択肢
読み物/書き物の視点ではブログの記事・Web小説の他にも色々あるわけで、第三の選択肢を考えることも可能だろう。
物語的な面白さを含みつつ、かつ、ブログ記事のように短い時間で楽しめるもの(あるいは情報共有するもの)について、可能性を感じている。
具体的な形にはまだしていないのだが、こういうものを作ってみてはどうかなあ、というのがあるので、それにトライしてみたい。(ブログ記事としてもある程度まとまったら書いてみたい)
今日はここまで。