ブログがFediverseに参加するということ
次のようなニュースが入ってきました。 Substack rival Ghost is now connected to the fediverse | TechCrunch https://techcrunch.com/2025/03/19/substack-rival-ghost-is-now-connected-to-the-fediverse/?guccounter=1 Substackというニュースレターがメインで、ブログも統合したようなプラットフォームがあるのですが(一回登録してみたことがある)、それに対抗するGhostが——といっても、初期のGhostはブログプラットフォームとして登場したのでブログプラットフォームにニュースレター機能がある形態なのですが——Activity Pub(Mastodon, Threads, Misskey, Pixelfed, Lemmyなどで使われているプロトコル)を使用して、分散型のマイクロメッセージプラットフォームであるところのFediverseに参加する、ということですね。 ……待って、この文章、難しいですね? まあ端的に言うと、Ghostでブログの記事を書いたら、Activity Pubを通してMastodon/Threadsみたいな感じで発行されるので、MastodonやThreadsのユーザーはGhostブログをフォローすることができるようになるよ、みたいな話だと思います。 この仕組みの魅力は何と言ってもそのシームレスさにあります。ブログ管理者は単に記事を書くだけで、自動的に読者へ通知が届きます。読者側も普段使っているFediverseのタイムラインで新着記事の通知を受け取り、ワンクリックで記事へアクセスできます。短い投稿なら、おそらくFediverse上でそのまま全文読めるでしょう。さらに、コメントも革命的に簡単になります。わざわざブログサイトに移動してコメントフォームを探す必要はなく、自分が普段使っているMastodonやThreadsからリプライを送るだけでコメントとして機能するのです。 実は、私も利用しているMicro.blogはすでにこの機能を実装しています。私のブログ「oeight.space」はFediverse上では「@[email protected]」という名前で存在しており、同様の機能を楽しんでいます。 もちろん、現時点では完全な互換性があるわけではなく、プラットフォーム間で可能なことと不可能なことが混在しています。しかし、その方向性は明らかに便利さを追求したものです。 これまでのブログ運営者は、新記事を公開するたびにXなどのSNSでタイトルとURLを共有し、そこで反応を得るという二度手間を強いられてきました。Fediverseとの連携によって、この過程がより自然でスムーズになることで、読者にとっても運営者にとっても大きなメリットがあるのです。 最近のXはAPIの制限強化でアプリ連携による投稿が複雑になりつつあります。それに加えて様々な問題も抱えているため、多くの人々がFediverseへと活動の場を移しています。このActivityPubによるブログとの連携は、そんなFediverseの利便性をさらに高める素晴らしい進化と言えるでしょう。